一日一回のランキング投票にご協力ください。
↓クリックで投票完了↓
オーガニックヘアケアコスメブランドとして有名を馳せる
『ジョンマスターオーガニック』
(john masters organics)
が、現在自社製品の自主回収を行っています。
のトップページから「ジョンマスターオーガニックよりお客様への重要なお知らせ」というリンクが生成されており、
こちらから事件の詳細を説明するテキストを確認できます。
?
上記内容を掻い摘んで説明すると
- 商品のラベルに一部成分表示の不備があったことが判明したため製品を自主回収中。
- 表示に不備があった成分は厚労省が認める成分のため安全性を心配する必要はない。
- 自主回収対象品は正しい表示の製品と交換するよ。
という感じですね。
なるほどこれだけ見ると化粧品ではたま〜に聞く話なので「ほーそうですかどれどれ」となる程度で済むのですが、
これが現在、
特にジョンマスターオーガニックを愛用していた消費者達から非難轟々で大炎上中なのだそうです。
?
これが一体どうしてなのか?といいますと、
内容をじっくり読んで見ると
化粧品をそれなりに知っていればそれはもう目を疑うような大事件だったのです・・・苦笑
これについて詳細をまとめつつ、
消費者としての今後の対応等を考えてみたいと思います。
◎ジョンマス騒動 疑惑その@・・・【一部の表示不備】どころの騒ぎではない!
まず第一に上記のお詫び状では
「一部成分表示の不備があったことが判明した・・・」
とありますね。
これを読んで普通の人なら
「製造時のミスでどれかの商品が1〜2成分抜けたのかな?」
くらいに思うではありませんか。
しかし実際にはを確認すると、
まず対象商品の一覧がこちら↓
ええ。。。
全36商品っていくらなんでも多すぎでは・・・。。。(*_*;;)
しかもですよ、
このページでは全部の成分の旧表示と新表示が見比べられます。
実はTwitterでは既に取り上げた話題なのですが、
ジョンマスターオーガニックの成分誤表記(成分表記と実際に配合されている成分との間に齟齬がある?)での自主回収の話題がホットですがこの内容だと齟齬どころか丸々別商品なんですがどういうことなんでしょうね?旧表示だとそこそこ優秀アイテム… https://t.co/xjV1m1JSsI
その成分の内容も明らかに「一部の表示不備」で済ませて良いような内容ではありません。。
例えばジョンマスで一二を争う有名商品である【イブニングPシャンプー】の成分新旧を見比べてみます。
これを見ると驚きなのが、
上にもまとめるように元々主成分(シャンプーの場合水より前に記載されているということは50%以上配合の可能性もある)のように記載されていた『アロエベラ液汁』は、
実際には上位9番目でおそらく1%以下の微量添加の成分であったことや、
また低刺激の両性イオン系や非イオン系で固めていたかのように見えていた洗浄剤も、
市販の安物シャンプーで最近頻繁に使用されているという
強刺激・高脱脂力の高級アルコール系洗剤の一種が高濃度で配合されています。
またこちらは【Z&Sコンディショニングシャンプー】ですが、
こちらはさらに酷くて、
成分第一位の主成分が「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」になってしまっています。
この成分の差だと例えば僕の解析基準に則れば少なくとも★★★★☆が★★☆☆☆に変わるくらいの成分の違いがあります。
本来海外産の「オーガニックコスメ」というとオーガニック認証などを取得するためにこういった明らかな高級アルコール系やサルフェート系などの合成界面活性剤は使用していないものが一般的です。
これが必ずしも良いこととは僕は思ってはいませんが、
(?)
少なくともジョンマス利用者にはこういった成分を使用していないことが重要な商品選択のきっかけになっていた人が多数居たはずです。
普通に考えて「オーガニック」と言いながら、
しかも成分表に書かずにオレフィンスルホン酸系をメイン配合するのは倫理的にまずくないでしょうか?(当たり前ですが)
また同じくコンディショナー系も酷くて、
アロエベラ液汁については言わずもがなですが、
高刺激の第四級アンモニウム塩不使用に見せかけて普通にセトリモニウムクロリド主成分だったり、
(ベヘントリモニウムメトサルフェートは低刺激型カチオン)
元々は「ノンシリコン」と言っていたにも関わらず普通にジメチコンなどのシリコン剤が配合されています。(お詫び掲載後HP上の「ノンシリコン」などの記述は削除されたそう。)
また元々は公式HP上で「天然のシリコン剤」等と謳って看板成分として紹介していた【ブロッコリー種子油】がまさかの無配合でその変わりにセトリモニウムクロリド大量投入。。(これはもはや別物商品…)
このレベルの成分誤表記がまさかの36品目に渡って繰り広げられています。
他1個1個見ていってもほとんどのものが「一部の表示不備」では話が済ませられません。
もはや全くの別商品に別の成分表をくっつけて販売していたと言うのが1番しっくり来ますね。
というより『成分詐称』ですよこんなの。
旧表示だとアロエベラ液汁が超高濃度なので価格も高くなるのは否めないですが、
新表示だったら商品の原価や品質自体は市販の安物とそう変わらないという話になります。
(ジョンマスのシャンプーて1本5000円くらいする商品なんですが実際には1000円以下と同等って、こんなの詐◯以外の何なんでしょうね。)
◎ジョンマス騒動 疑惑そのA・・・実際いつから成分が間違えていたのか分からない
それで、僕的にまずこの騒動で1番気になったのは
「そもそもいつから成分が間違えていたのか?」
です。
普通であればお詫びにこれも一緒に詳細を書くべきですよね。
ここまで大仰なミスですから、必ず何か理由がありますしいつからという明確な予想も立つはず。
ですがこちらも全く公式の説明はありません。
ひとつ根拠になりうるのが自主回収対象製品が
【2016年9月8日から2017年9月21日までに販売された対象製品】
とありますので、
少なく見積もっても1年前から成分が間違えていたということになります。
しかし、
ではこのタイミングで成分が変わっていたのか?
というとそうとも言い切れないと思います。
…というかむしろもっともっと前から成分が違っていたのではないか?というのが僕の予想です。
たとえば頑張ってジョンマスさんに対して甘く甘く見積もって考えると、
この一年前にちょうど色々会社の事情が変わっているのでその際に成分をリニューアルしていて、
本来はこの時に変えておくべきだった成分表をそのまま使用していた・・・
とかが想像できるのですが。
でもそう考えるとどうしてもつじつまが合わないことがあります。
というのも、
さっきも言いましたが上記の成分の差があった場合
実質的には全く別商品の使用感になるはずです。
であれば、
一年前くらいの口コミを探せば「使用感が変わった」などの情報がそれなりに沢山出てきてもおかしくありません。
ジョンマスターオーガニックは日本に来て10年のブランドですから、
その頃から長く使用している愛用者や
このブランドを扱っている美容師さんなどがその変化に気づかないはずがあるでしょうか?
・・・が、これがほとんど出てこないんです。
一年前くらいの口コミやWeb情報を集めても特に使用感が変わった等言っている人はほとんど居らず、
このタイミングで成分がここまで大きく変わっていたとは到底思えません。
また僕もこの家業を長くやってきて何年も前から
「ジョンマスターオーガニックのシャンプーは凄くキシキシゴワゴワになる」
(成分的には両性イオン+非イオンなのでそこまでの静電気を帯びないはず…)
という話は何度も聞いてきたので、
今回の成分表との辻褄がここで合致してます。
つまり・・・、それってそういうことなんじゃないかな・・・??
と僕は考えます。。
もはや初期からの可能性すらあるかと・・・。。
まぁ公式の見解が全くありませんし、
逆になぜこのタイミングでこんなに突然本当の成分を明かしたのか?
そこが気になって仕方ないですけどね;
(おそらく内部リークか何か公にせざるを得ない事情があったのだろうと邪推しますが)
少なくとも成分誤記がいつからかわからないというのは非常に不審です…。
プロデュース化粧品最新作 『CeraCure Lotion & Essence』 発売!!【】
(オンラインストアURL:)
→
→
→
→
新刊 【オトナ女子のための美肌図鑑】 が7月14日発売!!【】
その他の著書も好評発売中!
→
→
<公式ホームページ> ブログを見やすくまとめています!→
<ネイリスト様向けセミナー>
特別顧問をさせて頂いています!→
→
かずのすけ監修のスキンケア講座、動画で配信中!
かずのすけが四つ星&五つ星評価したアイテムをまとめています!
詳しい利用法について→
かずのすけが実際に使用しているオススメアイテムをまとめています!
定価で購入するより断然お安く買えるショップを選んでいるのでとってもお買得ですよ。
ぜひご利用ください!
かずのすけ公式Facebookページのいいね!もお待ちしてます!
※アメンバー限定です。
コメントや古すぎてAmeba検索でHITしないものも検索できます!
(バナー用画像↓ 加工OK!)